備前焼のにおい移り対処法

ゾウガメが見つかってよかったですね。

懸賞金が出たと聞き、

来週の夏休み期間で探しにいこうかと思っていました(笑)

 

さて、今回のブログは備前焼のお話。

 

備前焼につく【におい】について少しお話しますね。

 

備前焼は丈夫で

器として大活躍してくれるのですが、

ひとつだけ欠点があります。

 

そう、今回のテーマである匂い移りがあることです。

 

例えば、

焼き魚やお刺身などの匂いは

洗剤で洗ってもなかなか落ちにくいと思います。

 

匂い移りを防ぐ方法としては

使用前に水にくぐらせておくこと。

これでだいぶ防げると思います。

 

あとは、

大葉や葉蘭、大根のつまや和紙などを敷いて

盛り付けること、

 

これもかなり効果的ではありますが

普段使いとしてはなかなかハードルが高いですかね。

 

 

使用前にひと手間はかかりますが、

この2点をやれば

かなり匂い移りを防ぐことができます。

 

 

匂い移りしやすい備前焼の特徴は、

 

吸水性の高い方が匂いが移りやすく

水をはじくような備前焼はあまり匂い移りしにくいでしょうか。

 

土臭い備前焼は特に

匂い移りは避けて通れませんね。

 

個人的には土臭い備前焼が好きなので、

匂い移りの煩わしさと天秤にかけても

土臭い備前焼を選ぶと思います。

 

 

万が一、備前焼の匂いが気になって仕方ない場合は

漂白剤のご使用をおすすめいたします。

 

備前焼を浸け置きしておくことで

ほぼ匂いは取れます。

 

焼き魚の匂いは特に頑固なので

何回かしないと匂いは取れないかもしれません。

 

漂白剤を使った時には

必ず水にさらして漂白剤をよく落してください。

 

また、水にさらした後はよく乾燥させること

それで漂白剤の匂いも取れると思います。

 

においにお困りの方はぜひやってみてくださいね。

 

漂白剤を使う事でのデメリットは

せっかく育てた味わいが少し失われてしまうこと。

 

土臭い作品は特に綺麗になってしまいますので

状態を見ながら漂白する事をおすすめいたします。

 

汚れも落ちて綺麗になるので漂白は

定期的に行っていただいてもよろしいかと思います。

 

2020/10/12追記

塩素系漂白剤の使用で備前焼の色あいに変化が起こるとのご報告をいただきました。

使用される場合はお気を付けください。

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