
多久守さんの工房へ行ってきました。
多久守さんの工房で窯出しがあったと連絡が入り、
備前焼の仕入れへ行ってまいりました。
多久さんの窯場は岡山市の北部にある建部町。
今回は時間の関係で高速を使用、
約1時間ほどで到着しました。

砧花入に紫蘭。
昨日から行われている丸善岡山での作陶展に向けた窯だしで
酒器や花入れがたくさん並べてありました。
今回の窯は全体的に落ち着いた印象で
土の色味がきれいに出ていたような気がします。
個人的には景色がついている作品よりも
土味良い景色が控えめなものに興味を惹かれましたね。

濃厚な自然釉がかかった甕、落ち着いた雰囲気の中に焼き締め陶ならではの風格が漂います。
作陶から業界裏話まで
話に花が咲き、
気が付けば時計も夜の九時をまわっておりました。
今回は普段使いの食器を中心に
作品を選んできましたよ。
こちらに入荷次第
ご紹介してまいりますのでどうぞお楽しみに。
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